岡山

老いと演劇のワークショップ

日程:2014年6月8日(日) / 7月13日(日) / 8月3日(日)

会場:和気商工会館

舞台画像

ボケたわたしを演じることは、
わたしの人生と向き合うこと


超高齢社会を生きるすべての人々に、老いの豊かな世界を体験していただきたい。そんな思いから、今回の演劇ワークショップを企画しました。

ボケた〈わたし〉を想像することは、できれば避けたいことかもしれません。
しかし、ボケた〈わたし〉の姿を想像することで、〈わたし〉の人生の大切なものと出会えるかもしれません。
たとえば、ボケたお年寄りは一番自分らしかった時期に戻る、と言われています。
真夜中に目覚めて「会社に行く」とスーツに着替える男性。
おそらく、彼にとってサラリーマンだった時期が一番自分らしかったのでしょう。
ボケたあなたは真夜中に目覚めてどこへ向かうと思いますか?

演劇ワークショップといって、身構える必要はありません。
老いの世界を体験するということは、できなくなる〈わたし〉を受け入れることです。
何かを「する」というよりも、ただ「ある」ということに意識的になっていただく、脱力系の演劇ワークショップとなるでしょう。

チラシ画像